ポスト・パンデミックにおけるメイド・イン・イタリー製品や、アグリツーリズム、デジタル技術、食品の持続可能性などの日伊間における相互推進を目指し、日伊経済連合会(JIEF)とイタリア農業連盟 Cia-Agricoltori Italiani(CIA)間で連携協定を更新しました。この新たな連携協定の中心の話題の一つに、2025年に大阪で開催される万博において、イタリアの食品輸出(パンデミックにもかかわらず、2021年には前年と比較して+ 15%)、日伊のシナジー関係の強化と、デジタル化、農業におけるリスク管理や世代交代、アグリツーリズムの推進などをともに目指すことを目標としています。
この協定の更新は、在東京イタリア大使ジャンルイジ・ベネデッティ大使の同席の元、日伊経済連合会会長のダニエレ・ディサントとCIAのディーノ・スカナヴィーノ会長によりビデオ会議を通じ署名されました。
この会議を通じ日伊経済連合会のディサント会長は「イタリアと日本は、文化と革新という素晴らしい伝統を共有していると同時に、世界的課題解決のためにも利害をともにしており、また日伊間貿易はパンデミックにも見事に耐えてきました。日伊間パートナーシップをさらに強力なものとし、コラボレーション関係が今後より豊かになっていく環境が整っているといえます」というメッセージを表明しました。