神奈川県立中央農業高等学校&エウジェニオ・パンタレオ高等学校 第1回目ミーティング

日伊経済連合会が実施するJapan Italy Future Farmers国際交流事業に参加している、神奈川県立中央農業高等学校エウジェニオ・パンタレオ高等学校による、第1回目となるオンライン交流を実施しました。(グループ4・学校紹介はこちら

第1回目のミーティングでは、両校の生徒の皆さんがそれぞれ学校紹介のプレゼンテーションを準備し、写真やイラストレーション、ビデオなどを用いて、地域の特色、学んでいることについて紹介し、神奈川県海老名市、ナポリ県トッレ・デル・グレコ市と、地理的には遠い生徒の皆さんたちですが、農業や食品生産の活動において持続可能性や環境への影響への配慮を学んでいることがわかりました。

質疑応答の時間では、2027年の横浜国際園芸博覧会(Green Expo)の準備委員会に参加している神奈川県立中央農業高校と、海外研修を積極的に行っており大阪万博にも生徒を派遣し、2027年に横浜への生徒派遣を検討しているエウジェニオ・パンタレオ高校間で、大阪万博での体験についての質問や、Green Expo期間中に実際に学校訪問を実現しましょうというやりとりが行われました。

今回のプレゼンテーションでは中央農業高校の味噌の製造販売についての紹介がありましたが、イタリアの生徒の皆さんは味噌がどんなものか、まだ知りません。反対に、イタリアでは日本で知られている典型的なイタリア料理とはまた違う、各地域特有の豊かなバラエティーに富んだ食文化があります。第2回目のミーティングでは、学校で育てたり生産している農産品・食品と、それが実際にどのようにテーブルに並ぶのかを示しながら、生産のノウハウや食文化の違いの比較を行います。