栃木県立那須拓陽高等学校とアントニオ・トーシ農業技術専門高校による、第1回目のオンライン交流(2025年10月30日)を実施しました。
学校紹介では、両校それぞれの特色ある学習内容や持続可能な農業を目指す取り組み等が紹介され、共通点として両校とも養牛に取り組んでいることや、地域の伝統の食材や特産品について生徒たちが生産やマーケティングに取り組んでいることがわかりました。
このグループの交流テーマである発酵食品や郷土の食文化として、
- 那須拓陽高校では、日本を代表する発酵食品である「味噌」を生産・販売しているほか、乳用牛・肉用牛を飼育し、県の重要産業である酪農や和牛の生産を行っている。最近は、地元特産品の唐辛子「栃木三鷹」の生産にも取り組んでおり、商品開発も行っている。
- アントニオ・トーシ高校では、発酵食品としては動物にストレスを与えない飼育に取り組んでおり、学校で生産している牛乳を使って様々なフレッシュチーズや熟成チーズを生産しており、唐辛子入りのチーズもある。郷土の食文化としては、学校のあるCodognoの地名に由来する果物「マルメロ」(イタリア語でcotogno)の加工などイタリア国内でも珍しいこの地域で受け継がれている伝統の食文化がある。
といったプレゼンテーションが行われました。
次回は、学校自慢の発酵食品の製造工程の紹介などに取り組みます。
もしかすると、アントニオ・トーシ高校では味噌が、那須拓陽高校では唐辛子入りのチーズが、今後作られるようになるかもしれません!

